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多摩の染物動画

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多摩の染物

かつて多摩地域は、織物の生産が盛んな地域として知られていました。江戸時代には養蚕を行う農家が多く、繭や織物は貴重な現金収入だったと言われています。江戸時代に青梅縞という織物が生産され、全国で有名になります。織物が栄えると、必然的に糸や絹を染める染物が求められます。

結果、多摩地域には独自の染物文化が発展してきました。今も残る3つの染物とその技術、粋に触れてみてください。100年以上この地で文化を守り、継承し続けてきた職人たちに敬意を表して。

おすすめ情報/関連施設

糸工房「森」

  • あきる野市
  • 多摩の文化

江戸時代に全国的な人気を誇った秋川流域の絹織物・黒八丈。ヤシャブシという木の実と秋川の泥を使って染め上げるこの技法は、明治時代に一度は失われたものでした。あきる野市の糸工房「森」では、時代と共に忘れ去られた技法を独学で復活させ、現在は「五日市染」と名付けて展示・販売をしています。かつて花柳界を彩り、現代に蘇った粋な黒を五日市で手に入れてみませんか?

〒190-0142 東京都あきる野市伊奈1129

壺草苑

  • 青梅市
  • 多摩の文化

壺草苑はJR青梅線青梅駅より徒歩約20分の場所にある藍染工房です。壺草苑の藍染の染液は「天然藍灰汁発酵建て」と呼ばれる方法で作られます。江戸時代に行われていた日本古来の製造方法で、化学薬品を一切使用せず、自然の原料のみを使います。手間のかかる工程ですが、染め重ねるごとに藍は赤みを帯びて輝きを増していきます。「青」とも「紺」とも違う、深みのある「藍」はその美しさから「ジャパンブルー」と呼ばれ、世界を驚かせたと言います。壺草苑では藍染の体験教室も行っています。世界を感動させた藍の色を、間近に見てみませんか?

〒198-0052 東京都青梅市長淵8-200

奥田染工場

  • 八王子市
  • 多摩の文化

1942年に葛飾区から八王子市中野上町に移転してきた奥田染工場は、版で1色ずつ生地にプリントするシルクスクリーン印刷を中心とした染色加工を行っています。代表の奥田さんは、ものづくりへの強い探究心の持ち主。デザイナーと一緒に新しいテキスタイル表現を追求したり、アート、インテリア、空間演出などへの提案を行ったりなど、伝統を過去の技術として終わらせるのではなく、常に新しい分野への挑戦を試みています。

〒192-0041 東京都八王子市中野上町1-12-14

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