庚申湯
西東京市にある庚申湯は、富士の湯と絹の湯の個性豊かな2つのお風呂を用意。男湯と女湯は1週間ごとに入れ替わります。各お風呂の背景画は、ペンキ絵師の田中みずきさんが描いたもの。富士の湯は富士山を、絹の湯には福島県の奥会津にある金山の風景が描かれています。
2022年現在、ペンキ絵師は日本で3名しかおらず、30代の田中さんは最年少。田中さんは美術系の出版社に勤めながら師匠の下でペンキ絵の経験を積んでいましたが、ペンキ絵の文化を継承するために退職。見習い期間9年を経て、庚申湯をはじめ関東のさまざまな銭湯の背景画を描いています。