Another TOKYO TAMAもうひとつの東京、多摩

うどん

  • ショートバージョン
  • ロングバージョン

多摩のうどん

歴史ある武蔵野台地の主作物といえば、江戸時代から小麦。当時は、家庭でも小麦を使った自家製の手打ちうどんが食卓に上っていたといいます。特に冠婚葬祭やお正月、お盆など、人が集まる行事のときには、うどんは欠かせない郷土料理でした。

多摩地域のうどんの発祥ともいわれる武蔵村山の名物「村山うどん」は、地元国産の小麦粉を配合した冷たい麺を温かい醤油味の魚介ダシのつけ汁に浸し糧(かて)と一緒にいただきます。別名「村山かてうどん」とも呼びます。村山うどんに付いている糧とは、茹でた季節の地場野菜などをうどんに添えたものです。

そして、青梅で生まれた「トウキョウX肉うどん」は、東京の地域特産豚肉の開発を目指して作られた豚肉「トウキョウX」を使用したうどん。豚肉は、きめが細かく柔らかい肉質が特徴。「トウキョウX肉うどん」は近年注目を浴びています。

いまでは、歴史あるうどんが飲食店で気軽に食べられるようになりました。伝統を引き継いだうどんや、創作うどんまで様々。こだわりの麺や汁、具材の違いを楽しめます。多摩の庶民文化を味わえる、うどんを食べて、ひと息つくのも多摩の旅の風景のひとつです。

おすすめ情報/関連施設

村山うどんの会

  • 武蔵村山市
  • 多摩の食

武蔵村山は東京多摩地区に広がるうどんの発祥の地。村山うどんの会は、昔から冠婚葬祭などでも食べ続けられてきた「村山かてうどん」を発信し、より魅力ある武蔵村山を作っていく会です。うどん関連のイベントや手打ちうどん教室、小麦増産プロジェクトなどの活動を行っています。

TEL. 050-3631-9502

一休

  • 武蔵村山市
  • 多摩の食

「一休」は昼の時間帯はうどん屋、夜の時間帯は居酒屋として営業しています。関東の国産地粉のみを厳選してブレンドした麺は、地粉の風味が強く細麺なのが特徴。お酒やおつまみの種類も多いので、うどんは〆で食すもよし。昔ながらのうどんを味わえます。

〒208-0004 東京都武蔵村山市本町1-48-1
TEL. 042-520-1919

青梅畜産センター:
東京Xの生産場

  • 青梅市
  • 多摩の食

「青梅畜産センター」では、青梅で生まれた東京ブランドの「トウキョウX」、「東京しゃも」、「東京うこっけい」の系統を維持し、種畜等を生産者に配付しています。生産者で育てられたこれら畜産物は、都民の皆様に大変喜ばれています。

〒198-0024 東京都青梅市新町6-7-1
TEL. 0428-31-2171

そば處 津久茂

  • 青梅市
  • 多摩の食

「トウキョウX」を使った肉うどんの発祥のお店。肉うどんは脂身が麺に絡んで口の中でとろける味わい。思わずつゆを最後まで飲み干すほどの美味しさに舌鼓します。他にも、蕎麦の実の中心部分を8割とふんだんに使用しているそばやTokyoX肉南ばんなど、青梅のご当地メニューとして好評を博しています。

〒198-0024 東京都青梅市新町5-45-2
TEL. 0428-32-1230

トップへ