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年の瀬の風物詩 武蔵野市・ 武蔵野八幡宮 「酉の市」

多摩の祭り

開催時期:11月12日

開催地:武蔵野市吉祥寺

吉祥寺の「武蔵野八幡宮」は、吉祥寺駅から北へ10分、五日市街道に面して吉祥寺のほぼ中央に鎮座する八幡宮です。ここでは、11月の「酉の日」に「おおとりさま」とも呼ばれる「酉の市」が立ちます。「おおとり」は大鳥、鷲、大鷲などの漢字が充てられますが、この日には、縁起物の「熊手」(くまで)を売る露店が出て、威勢の良い掛け声や手締め手拍子や拍子木の音が響き、年の瀬の風物詩として知られています。今回は年の瀬に行きたいこの祭りを紹介します。

年の瀬の風物詩 武蔵野市・ 武蔵野八幡宮 「酉の市」
幸せをかき集める熊手。商売繁盛を願い多くの方が購入する

武蔵野八幡宮「酉の市」とは?

「武蔵野八幡宮」は、明暦の大火で小石川水道橋にあった吉祥寺が焼け、その大火で住居を失った門前町の人々がこの土地に吉祥寺村を開村した時、村の鎮守として信仰したと言われる神社です。

江戸時代から賑わう「酉の市」

「武蔵野八幡宮」には境内社として7つの神社が祀られており、「おおとりさま」の呼び名の由来になっている「大鳥神社」もその一つです。宝船やおたふく面、千両箱などを飾り付けた大小さまざまの熊手は幸せをかき集めるといわれ、江戸時代から商売繁盛の願いを込めて大勢の老若男女で賑わってきました。江戸時代には、新年への最初の祭りとされていました。

 

年によって、二の酉、三の酉まで行われることもあり、大勢の人でにぎわいます。

年の瀬の風物詩 武蔵野市・ 武蔵野八幡宮 「酉の市」
五日市街道に面して鎮座する武蔵野八幡宮
年の瀬の風物詩 武蔵野市・ 武蔵野八幡宮 「酉の市」
熊手商の灯りが参道を照らしてお客を迎えます
年の瀬の風物詩 武蔵野市・ 武蔵野八幡宮 「酉の市」
熊手が売れると一緒に手締め
年の瀬の風物詩 武蔵野市・ 武蔵野八幡宮 「酉の市」
熊手商と一緒に熊手を選ぶ参拝客
年の瀬の風物詩 武蔵野市・ 武蔵野八幡宮 「酉の市」
武蔵野囃子連のお囃子で境内は賑やか
DATA
開催時期 11月12日
会場

武蔵野八幡宮
東京都武蔵野市吉祥寺東町1-1-23

アクセス

JR中央線吉祥寺駅より徒歩10分

ホームページ

https://musashino-kanko.com/area/kichijouji/hachiman_shrine/

 

※この記事は、あきる野市をはじめ多摩地域全体の観光情報を発信する、多摩観光推進協議会が運営する「Another TOKYO TAMA」編集部がお届けしました。

多摩地域の観光情報は「Another TOKYO TAMA」

https://at-tama.tokyo/lang_jp/

 

 

写真提供:茂垣貴子

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