開催時期:1月1日
開催地:東京都立川市砂川町4-1-1
立川駅からバスで約15分。砂川四番バス停の目の前に鎮座するのが阿豆佐味天神社です。この神社は元日にだるま市が立ち地元の人たちが初詣に訪れる、地域に根差した神社です。今回は、初詣で行きたい「阿豆佐味天神社 だるま市」を紹介します。
だるまの由来、効用は?
だるまの由来は、インドから中国に仏教を伝えた禅宗の開祖、達磨大師にあります。大師には9年間に座禅を組み、手足が腐ってしまったという伝説があり、手足がなく、顔が大きいだるまが誕生したといわれています。
日本では、江戸時代あたりに願いが叶うと白目に黒目を書き入れるようなり、縁起物として広まったといわれています。だるまは農家の農閑期のしごととして作られ、形状、彩色、材質などはさまざまで、各地でだるま市でだるまを購入する文化が根付いています。
有名なところでは群馬県高崎市の「高崎だるま」、宮城県仙台市の「松川だるま」、埼玉県越谷市の「越谷だるま」などがあります。だるまが赤いのは、達磨大師が赤い法衣を身に着けていたからといわれています。古くなっただるまは、感謝の気持ちを込めて、お寺や神社に納めて、お焚き上げをしてもらうのが一般的です。
「阿豆佐味天神社 だるま市」とは?
阿豆佐味天神社のだるま市がいつ頃から立つようになったのか、社務所の方に聞くと、「昔は農家が農閑期の副業でだるまを作っていたので、お正月にそれを神社で売ったのが始まりでは?」といいますが、具体的な年代は分からないそうです。
阿豆佐味天神社のご祭神は薬の神として名高い「少彦名命」(すくなひなのみこと)、文学や芸術の神である「天児屋根命」(あめのこやねのみこ)です。境内には立川水天宮も祀られていて、安産や子育ての守り神としても知られています。また、境内社の蚕影神社(こかげじんじゃ)では、「天敵のねずみから蚕(かいこ)を守る猫を守り神にしていて、ジャズピアニストの山下洋輔さんの命名で、「猫返し神社」の異名も持っています。
だるま市では境内に市が立ちます。だるま市では、1つ1つ異なるだるまの顔が違うので顔を見比べたり、だるま屋さんの前で値段を聞くなど会話が生まれるのも魅力のひとつです。「阿豆佐味天神社」では、年初から明るい会話と笑顔が行き交うのが元日恒例の風物詩になっています。
| 開催時期 | 1月1日 |
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| ホームページ | |
| アクセス | JR立川駅より立川バス「三ツ藤」、「箱根ヶ崎駅」行きで「砂川四番」下車、または西武拝島線武蔵砂川駅より徒歩12分 |
| 写真提供 | 茂垣貴子 |



