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春の花

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多摩の春の花

自然豊かな多摩地域には、花見を楽しめるスポットが多くあります。
春になると桜を中心に季節の花が咲き乱れ、その美しい風景を見に、多くの花見客で賑わいます。

里山に咲くヤマザクラや、お寺の広大な敷地に育つつつじ、国営公園の多彩な花など、その景観は多摩ならでは。周辺の名所や酒蔵もめぐりながら、多摩の春を満喫してはいかがでしょうか。

多摩の春の花スポット紹介

あじさい山

  • あきる野市
  • あじさい
  • 群生

あきる野市深沢地区の「南沢あじさい山」では、地元に住む花咲か爺さん“ちゅういっちゃん”こと南澤忠一さんが約半世紀、一人で育て続けた約1万株ものあじさいを鑑賞できます。アナベルやヤマアジサイ、タマアジサイなど、全部で約30種類育つ色とりどりのあじさいは、6月中旬ごろ開花し、7月中旬に見頃を迎えます。お山の自然の中、杉など森の木々と色とりどりのあじさいが共生している姿は圧巻。2018年からお山の道が整備され、より森の自然を体感しながら鑑賞できるようになりました。

東京都あきる野市深沢368
TEL. 090-5540-9100(do-mo)

塩船観音寺

  • 青梅市
  • ツツジ

青梅市の塩船観音寺は、大化年間に八百比丘尼(やおびくに)が開山したといわれる古刹。境内を囲むお山に丸く刈られたツツジが育ち、春になるとピンク、赤、白の花々が一帯を埋め尽くします。見頃の4月中旬~5月上旬にかけては「塩船観音つつじまつり」が開催。約20種類2万本が咲き誇るつつじ園の中に通路が設けられ、花を間近に散策できます。ゴールデンウィーク頃には本数の多いキリシマ系ツツジ、クルメ系ツツジが咲き揃い、全山燃え立つような景観となります。

東京都青梅市塩船194
TEL. 0428-22-6677

乙津花の里

  • あきる野市
  • ソメイヨシノ
  • ツツジ

春の花と山々の景観が美しい「乙津花の里」。4月上旬頃から、鮮やかな桃色が特徴のミツバツツジや、ソメイヨシノ、枝垂れザクラ、菜の花などが咲き乱れ、里山一体がピンクに染まるその景色はまるで桃源郷のようです。地区内には境内を春の草木が彩る龍珠院や、カフェ、おやきが味わえる場所もあり、春の行楽にぴったりのスポット。また紙すきなどの体験ができる「ふるさと工房五日市」や、温泉施設「秋川渓谷 瀬音の湯」もあり、家族や友人と一日ゆったり満喫できるエリアです。

東京都あきる野市乙津
TEL. 042-558-1111(あきる野市観光まちづくり推進課)

国立 大学通りの桜

  • 国立市
  • 一橋大学
  • 桜並木

国立市は大正末期より文教都市を目指して整備され、整然とした街路が多く作られました。国立駅から一橋大学に向かっての見る全長1.3kmの大学通りには、約170本の桜が立ち並び、春になると見事なピンク色のアーチを描きます。大学通りの桜並木は地元の桜守の手により、通年手入れされ守り継がれています。通り沿いには飲食店やカフェが点在し、散策しながら花見を楽しむのもおすすめです。

東京都国立市東2丁目
TEL. 042-574-1199(国立市観光まちづくり協会)

国営昭和記念公園

  • 立川市
  • ソメイヨシノ
  • みんなの原っぱ

東京ドームの39倍という広大な広さを誇る昭和記念公園。みんなの原っぱ北側にある「桜の園」ではソメイヨシノを中心に楽しめ、青空の下、ベンチに座ったりレジャーシートを敷いてゆったり花見を味わえます。園内には全部で約1500本約30品目の桜が育ち、緑色の花をつける珍しい桜があるのも国営公園ならでは。園内川沿いにはカワヅザクラやサトザクラなどが咲き、その他菜の花やチューリップ、ポピーなど、3月下旬~5月下旬までさまざまな春の花を鑑賞できます。

東京都立川市緑町3173
TEL. 042-528-1751(国営昭和記念公園管理センター)

福生多摩川堤防の桜

  • 福生市
  • 桜まつり
  • お花見

福生市内を流れる多摩川の堤防には、約2.5kmにわたり桜並木が続き、春になると多くの花見客で賑わいます。今年も3月30日(土)から4月7日(日)まで桜まつりが開催。期間中、全長約2kmの提灯が吊るされ、明神下公園前では夜間のライトアップも行われます。桜が川に向かいアーチ状に育っているのも特長で、桜の木の下で花見できるのもこのスポットの魅力。周辺には「嘉泉」でおなじみ、老舗酒蔵「田村酒造」があり、花見酒を買ってから訪れるのもおすすめです。

東京都福生市北田園先~南田園先
TEL. 042-551-1740(福生市役所シティセールス推進課)

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