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千年以上の歴史をつなぐ花(はな)万灯(まんとう) 国立市・「谷保天満宮例祭」

多摩の祭り

開催時期:例年9月、25日に近い土曜日と日曜日

開催地:国立市谷保5209

千年以上の歴史をつなぐ花(はな)万灯(まんとう) 国立市・「谷保天満宮例祭」

「谷保天満宮 例祭」とは?

「谷保天満宮」は、年間を通して、「歳旦祭(さいたんさい)」「どんど焼」「梅祭り」「夏越し大祓(なごしのおおはらえ)」「庭燎祭(ていりょうさい/おかがら火)」とさまざまな祭りや催しが行われています。9月に行われる「例祭(れいさい)」はその中でも最大かつ最も大切な祭りといわれています。

9月の「例祭」は、毎年25日に近い土曜と日曜に行われます。土曜日の「宵宮参り(よいみやまいり)」には氏子が神社に参集し神事と獅子舞を行い、翌日曜日はいよいよ万灯行列(まんとうぎょうれつ)です。

大きな花万灯の様子は驚嘆!

谷保駅前に十数基の花万灯(はなまんとう)が集合。竹に紙の花を飾ったバレンが大きな傘のように広がり、持ち手は時代絵や文字の額で飾られています。大きいものは100kg以上の重さがあります。それを操る浴衣姿の男衆たちは相当の力自慢です。

正午に出発した行列は、甲州街道を渡り石段を下って境内に到着するまで約2時間の道行。大きく揺れる花万灯は時に優雅に、時に厳かに沿道の人を魅了します。

行列が境内に到着すると、土俵では獅子舞が始まります。ここの獅子頭は重箱獅子と呼ばれ四角い箱を重ねた形。よく見る木彫りの獅子頭とは異なる風貌です。2匹の雄獅子が1匹の雌獅子を巡る恋物語を演じます。

小一時間の舞が終わる頃、大万灯の解体が始まります。ぶつけ合ってバラバラになったバレンのパーツにはご利益があると言われ、人々は競って持ち帰らんとしていました。

獅子舞は、土曜日の午後8時から行われる「獅子舞宵宮参り」も見ものです。氏子が提灯をもって参集し、「高張提灯(たかはりちょうちん)」や「金棒(かなぼう)」を先導に天満宮の本殿の周りを時計回りに三周する特殊神事。宵宮参り終了後には、境内にて平安時代から伝わる「古式獅子舞(こしきししまい)」が舞われます。国立市の「無形民俗文化財」となっています。

千年以上の歴史をつなぐ花(はな)万灯(まんとう) 国立市・「谷保天満宮例祭」
重厚な鳥居を構える谷保天満宮
千年以上の歴史をつなぐ花(はな)万灯(まんとう) 国立市・「谷保天満宮例祭」
座牛と絵馬板。たくさんの絵馬が下がっています
千年以上の歴史をつなぐ花(はな)万灯(まんとう) 国立市・「谷保天満宮例祭」
境内に向かって石段を下りる花万灯
千年以上の歴史をつなぐ花(はな)万灯(まんとう) 国立市・「谷保天満宮例祭」
激しい三匹獅子舞の舞い
DATA
開催時期 例年9月、25日に近い土曜日と日曜日
ホームページ

http://www.yabotenmangu.or.jp/

※開催日は年によって変更になることがあります。開催日については神社等にお問い合わせください。

アクセス

JR谷保駅より徒歩約3分、JR国立駅、京王線府中駅・聖蹟桜ヶ丘駅よりバス約10分、「谷保天満宮」下車

写真提供

茂垣貴子

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