立川の隠れ家 鮨店 立川市「F.あら井」
旬のお料理と握りが楽しめる 多くのファンを持つ江戸前鮨店で 贅沢な時間を堪能する
「F.あら井」は、立川市錦町にある完全予約制の鮨の名店。しっとりとした佇まいの数寄屋門をくぐり、涼しげな小笹の細道を奥に進むと「いらっしゃいませ」と扉が開き、スタッフがお出迎え。趣ある店内に少し緊張しながら、ゆったりとした一枚板の檜のカウンター席に着く。カウンター越しにいらっしゃるのがこちらのお店のオーナー、新井二三男（あらいふみお）さん。割烹で和食の基礎を学び、その後は実家の老舗鮨店を継ぎ、2017年に独立した。元々は紹介制で気軽に訪れることはできなかったが、現在は「完全予約制」で電話や専用サイトからの予約が可能。隠れ家のような一軒家の店舗は、匠の技や手仕事を間近に感じられるカウンター８席とプライベートで利用できる4名用、8名用の個室が２部屋。お昼は、「笹らぎコース」3,300円と、「えふコース」5,500円。夜は、おまかせコース13,200円〜を提供している（すべて税込・サービス料別）。
匠の手仕事が間近に見られる カウンター席がおすすめ
訪れたいのは「夜のおまかせコース」。料理６品・握り15貫の、移りゆく季節を感じる旬の食材を用い趣向を凝らしたお料理と、握りと「F.あら井」の醍醐味を全て堪能できるコースとなっている。「江戸前鮨」とは、「締める」「煮る」など素材に仕事を加えてから握る鮨のこと。職人の個性が光る。取材時の夏にいただいたのは、先付に「ウマズラハギの肝和え」。「おしのぎ」として、手のひらサイズの笹寿司「笹らぎ」が出された。懐石料理の様式では、「空腹を凌ぐ」という意味で最初に少量のごはんが提供される。「笹らぎ」とは立川名産の東京うどを使った笹寿司のこと。同店が登録商標を持つ立川名物で、〆さば、サーモン、小鯛、煮穴子、海老の５種類があり、お土産として人気だ。
鮨ネタは、店主自ら市場に出向き、信頼のおける業者から仕入れる。旨味の詰まった昆布締めの鯛や、とろけるような生鯖、目の前できゅ〜っと動く新鮮な赤貝や、活け締めの穴子を使った煮穴子など、一貫ごとに至福のひとときが楽しめる。趣のあるしつらえや一つ一つのお料理にときめき、その味わいに感動し、食後の余韻と満足感に嬉しくなってしまう。そんな時間がここにはある。
＊価格は2024年11月1日のものとなります。変更になる可能性がありますので店舗にてご確認ください
| 施設名 | F.あら井 |
|---|---|
| 住所 | 立川市錦町1−6−７ |
| TEL | 042-519-3419 |
| 営業時間 | 日・月・火・金・土曜日 12：00～/17：00～ 木曜日は夜のみ 17：00～ ※最終入店13：00まで ※夜の最終入店は19：30まで |
| 定休日 | 水曜日 |
| 対応言語 | 日本語 |
| メニュー | 日本語 |
| 公式サイト | |
| 備考 | ※お昼のコースは限定10食 ※最新の情報は公式サイトをご確認ください。 |
